大学生の為の株式投資!一万円から始める簡単投資法
「少額から株式投資を始めたい」「将来のために少しでも資産を増やしたい」と考える学生は多いのではないでしょうか。近年のコロナウイルスの影響や、日本の将来を考えると少しでもお金を増やしたいと考えますよね。
実際に、日本証券業協会のデータを見ると2018年頃から急速に20代~30代のNISA口座開設数が増加しています。
参考:NISA口座開設数・利用状況調査結果https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/files/nisajoukyou/nisaall.pdf
今回は、株式投資を少額から始めたい学生や少しでも利益を出したい学生に株式投資のやり方や取引の方法について解説していきます。
株式投資をする際の注意点3選
はじめに、株式投資をする上で注意すべきポイントを3つ解説します。
甘い話に乗らない
株式投資やFXなどの投資を始めるときに調べていると「月利〇〇%!」「初心者でも絶対に儲ける方法」などの甘い話や情報に出くわします。
このような類の話には絶対乗ってはいけません。確実に儲かる投資方法は存在していませんし、月利で何十%も出せる方法があったら世の中はお金持ちだらけになってしまいます。
情報商材などは買わずに、信頼できる人に相談するか、本を使って勉強しましょう。
短期トレードを繰り返す
株式投資を始めたばかりの頃は、株価が非常に気になります。株価をチェックすることは大事ですが、多少の値動きに応じて売買をしていては全く利益が出ません。
専業として投資をしているのなら、短期間で取引を繰り返すスイングトレードなどの手法がありますが、経験や資金の少ない学生には向いていません。
企業やトレンドを分析し、数ヶ月から数年先を見越して投資を行いましょう。
余剰資金以上に投資しない
余剰資金以上に投資をしないことは鉄則です。
少し利益が出たり、最初の取引がうまくいったりすると更にお金を投資したくなります。しかし、投資はあくまでも余剰資金以上で行うべきです。
生活に支障が出るほどの金額は使わないようにしましょう。
少額から投資をする方法
少額から投資をする方法を3つ紹介します。
端株・ミニ株への投資
1つ目は、端株やミニ株に投資をする方法です。本来、日本の企業の株を買う時は1単元(100株)という単位で購入しなければなりません。
例えば、ソフトバンクグループの株価は5000円前後です。つまり、購入には50万円程度かかります。一方で、一部の証券会社では1株以下の単位から日本株を買えるような仕組みがあります。
この仕組みを利用すれば日本を代表するような企業の株も購入することができます。
米国株への投資
2つ目は、米国株に投資をする方法です。米国株は1株から購入ができるようになっています。日本のような購入単位はありません。
数万円程度で、グーグル、マイクロソフト、アマゾンなどの世界トップ企業に投資をすることができます。
更に、米国は新しい企業が生まれやすいです。まだ有名ではないベンチャーやスタートアップに投資をすると、その中にはテンバガーと呼ばれる企業が出てくるかもしれません。テンバガーとは、株価が10倍以上に成長する企業のことです。
投資信託の購入
3つ目は、投資信託に購入する方法です。
投資信託とは、投資家から集めたお金をファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが、株式や債券などに投資・運用をして、その利益を再分配する投資商品です。
投資信託の単位は口(くち)と呼ばれます。1口から購入が可能になっており、数千円から高くても3万円程度です。投資信託に限っては、NISAで積立購入をする人が多いです。
おすすめの証券口座
少額から投資をはじめるのにおすすめの証券口座を開設します。
手軽に始めるならPayPay証券・LINE証券
気軽に少しだけ株式投資をしてみたいという学生には、PayPay証券やLINE証券がおすすめです。PayPay証券やLINE証券では、1株から株を購入することができます。
さらに、ポイントを運用する方法もあります。ポイントなら失ってもそこまで大きな経済的損失にはなりません。試しにやってみるというのもありでしょう。
「もう少し真剣にやりたい」「米国株や投資信託も買いたい」と思う学生には、SBI証券と楽天証券がおすすめです。
どちらも、米国株や投資信託を購入することができます。
SBI証券は、端株を採用しており日本株に1株から投資をすることが可能です。楽天証券は、楽天銀行と楽天カードを揃えることにより、楽天カードからの自動積立て・ポイント還元率の上昇が受けられます。
少額でも儲けられるの?
結論から言うと、可能です。
資金がなくても、数千円から数万円程度の利益が出るとアルバイト代の足しにもなると思います。実際に、筆者は米国株に投資をして数万円の利益を得ていました。
大きな額ではありませんが、企業分析も含めて良い経験になりました。方法については話が長くなるので省略しますが、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を行って投資する企業を判断します。
まずは、いくつか本を手にとって読むところから始めましょう。
おすすめの本についてはこちらの記事を御覧ください。
まとめ
少額からでも株式投資は始められます。まとまった資金がなくても利益をだすこともできます。まずは、無理のない範囲で少額から始めてみてはいかがでしょうか。
その経験は、社会人になって使えるお金が増えたときに、更に資産を増加させる良い材料になるでしょう。
良い株式投資ができることを願っています。